知覚力を磨く -絵画を観察するように世界を見る技法-

知覚力を磨く -絵画を観察するように世界を見る技法-

1月 3, 2021

最近読み終えた「知覚力を磨く」のアウトプットです。

デザイナーやエンジニアのみならず、クリエイティブなことに関わってる方へ強く勧めできる内容です。
知覚を通じて「見る / 観る」ことを掘り下げていきます。

思考段階の前にある「知覚」を数々の例から掘り下げ理解し、その重要性や絵画を通して磨いていく方法を紹介しています。

本書はこんな方にお勧めです

・ディレクターやアートディレクターなど品質を確認する方
・デザイナーやフロントエンドエンジニア
・あらゆるUIの制作に関わる方
・絵画やアートが好きな方

知覚とは

なんとなく分かるようで言語化が難しい単語です。
知覚を検索すると下記のような意味があるようです。

感覚器官を通じて、外界の事物を見分け、とらえる働き。視覚・聴覚・嗅覚(きゅうかく)・味覚・触覚など。

知覚とは詳しくは下記のようになるようです。

1, 受容 感覚器を通して知覚情報を受容する ※受容=受け入れて取り込むこと。
2, 能が既存の知識を取り込み、意味づける

この写真のおかしい点を一つ挙げてください

 

この写真に明らかにおかしい点が一点あります。
僕は30秒くらいみましたが気付けませんでした、、。

小学生でも分かるようなおかしい点なのですが、
ここでどれだけ純粋に見ることができているのかが分かります、、。

ネタバレは是非本書を手に取り確認してください!!

単純に見る、という能力の低下

本書では多くの見るということと、私たちを取り巻くインターネット環境などから
大きく純粋に見る能力が低下している事に気づきました。

単に仕事だけではなくプライベートでのコミュニケーションにまで影響を持っています。
知覚を通じて見る、という事への感度を上げたい方、是非手にとってみてください。