昨今のWeb制作の現場ではSEOに関する知見はなくてはならないように感じています。
今回はSEOに関する基礎的な知識をまとめていきます。
目次
SEOとは
「検索エンジンの最適化」という意味です。
主にGoogleやYahooの検索に最適化させ、サイトを上位に表示させ、アクセス数を増やすように対策することを言います。
SEOの特徴
集客効果が持続しやすい
資産性が高い
一度集客できるようになるとコストをかけなくても中・長期的な集客・流入が見込める
SEOの分類
SEO対策は、主に以下の3つの施策に分類されます。
内部SEO
外部SEO
コンテンツSEO
顕在層へアプローチしやすく、費用対効果に優れているのが特徴です。
Googleアルゴリズムの仕組み
Googleの検索結果は複数のアルゴリズムから導き出される。
指標として下記がある。
・検索意図の把握
・Webページとの関連性
・コンテンツの品質
・ユーザービリティ
・文脈の考慮
このアルゴリズムの仕組みに対して、評価を受けやすいサイトの最適化を行うことで、検索結果で上位に表示されやすくなる
SEO基礎用語
SERP
SERPは「検索結果」と表現されることも多々あります。検索キーワードを入れて開いたページのことを言います。複数形でSERP(サープス)と呼ぶことも多いです。
オーガニック検索
検索画面において、広告枠を除いた部分のことを指します。
YMYLとは
「人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性のあるページ」のことを意味し、Googleの検索品質評価ガイドラインで言及されている、「Your Money or Your Life」の略語です。
「金融」「ショッピング(金銭の取引があるため)」
「健康・医療」
「人種・性別・宗教・思想」
「法律・政治」
「災害情報・ライフライン」
「公共サービス」「時事問題」
E-A-Tとは
E-A-Tは下記の頭文字の略称です。
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
内部対策と外部対策
内部対策
自社サイトが検索エンジンから評価を得やすいようにサイト構造やコンテンツを最適化することがメインとなるため、自社でコントロールしやすい施策
サイト構造最適化
・HTMLの調整
・メタタグ最適化
・構造化マークアップ
・ディレクトリ構造
・SSL化
内部リンク
・内部リンクビルディング
・メッシュ型構造
・アンカーテキスト
・CTA設置
・サイトマップ
コンテンツSEO
・新規コンテンツ
・サービスページの最適化
・事例、実績
・オウンドメディア
表示速度
・画像サイズ最適化
・ソース最適化
「内部対策」はさらに「テクニカルSEO」「コンテンツSEO」に分類されます。
テクニカルSEO
・クローラーに対して
コンテンツSEO
・ユーザーに対して
例:読みにくくないページ設計など
外部対策
主に被リンクやサイテーションを集める施策となるため、自社でコントロールすることが難しい
サイテーション
・マイビジネス最適化
・各メディアへの露出
外部リンク
・メディアサイトへの出稿
・プレスリリース
SNS
・SNS運用
重要度が増す被リンクとサイテーション
被リンク
・別サイトにてリンク付きで自社のサイトが掲載されている
サイテーション
・別サイトにてリンクなしで自社のサイトが掲載されている
SEOで上位表示させるためのキーワードの種類
■案内型:ナビゲーショナルクエリ
→特定のモノ(名称での指名系)について知りたい、探したい時に使用するクエリ
例)
・楽天市場
・MacBook Pro
情報型:インフォメーショナルクエリ
→ユーザーが抱えている課題や問題に対して「解決したい」「知りたい」という時に使用するクエリ
例)
・ネットオークション仕組み
・SEO 効果
取引型:トランザクショナルクエリ
→「何かアクションを起こしたい」という意図があるクエリ
例)
・ビジネススクール 資料請求
・ニュースアプリ ダウンロード
Goクエリ、Knowクエリ、Doクエリとも呼ばれます。
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